福岡県、熊本県、佐賀県、長崎県の4県にまたがる有明海は100以上の川が流れ込み、淡水と海水がほどよく混ざりあうため海苔が育つには最適な環境です。さらに、潮の満ち引きの水位が最大6メートルもあるため、1日に1回海苔が干しだされて光合成が進み「うまみ」を作り出します。

今回お届けする「一番摘み」は海苔の収穫がはじまる11月～12月、その年の最初に収穫された海苔です。一番摘みの海苔は食感がやわらかく香りが良い特徴があり、贈答品や高級寿司店で多く使用されています。

のり巻き、手巻き寿司、焼き餅、お茶漬けなど様々なお料理に活用が出来、さっと火で炙ると細胞の中に閉じ込められていた旨味成分が引き出され、焼き立ての風味とより深い味わいが感じられます。