考える教室 大人のための哲学入門
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- ¥500
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発行者による作品情報
プラトンから吉本隆明まで。あの哲学者たちが遺した言葉を読み解く秘義とは。「対話する」「考える」「働く」「信じる」という身近なテーマから、あなたの中にある「私の哲学」を見つけていく。人生にとって一番重要な「問い」とは何か。いま最も注目される批評家が贈る、生きるために本当に必要な哲学の教室。
APPLE BOOKSのレビュー
NHK出版の教養シリーズ『学びのきほん』による哲学の入門書。哲学と聞けば多くの人は身構え、小難しい理屈に頭を抱えてしまうかもしれない。あるいは古代の哲学者の言葉をひもといて議論に挑むかもしれない。そのどれもが哲学的であり、同時に哲学を表層的にしか捉えられていない。哲学とは哲学者がどう語ったかではなく、哲学者の言葉を自分がどう読み解いたのかが重要。ソクラテスに学んだプラトンによる『ソクラテスの弁明』がまさにそうであったように、著者もまたプラトン、デカルト、アレント、吉本隆明という4人の哲学者の論を読み解いていく。そして、著者の解釈をそのまま信じるのではなく、読者自身が読み解くことが大切だ。考えるための指標を与えつつ、著者の考えを否定することさえできてしまう、読む力、考える力をつけるための一冊。実用的な生きた教養書として人気のシリーズが手掛ける哲学書なだけあって、文章は分かりやすくページ数も少なめ。あっさりと読めてしまうが、その中身は非常に濃い。
カスタマーレビュー
ええ〜加減にせーや
、
読むのに時間がかかりました
難しかったなー