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社会保険労務士(社労士)試験の難易度・合格率

社会保険労務士(社労士)試験の難易度・合格率

社会保険労務士(社労士)は資格試験の中でもかなり人気の資格であるといえます。その理由は、ここ10年間で毎年約4~5万人の方が受験をされているからです。

昨今、「AIに仕事を取って代わられてしまう」というような話題が取りざたされる中、社会保険労務士は労務という人間で必要な部分を任せられるため、「食いっぱぐれにくい」「他のキャリアと組み合わせられる」というところが人気の秘訣です。
その一方で、試験の難易度が高いのも社会保険労務士の特徴です。

そこで本記事では、社会保険労務士の難易度と、勉強のコツについて解説いたします。

更新日:2023-11-06(公開日:2020-05-28)

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社会保険労務士(社労士)試験の難易度は高い

社会保険労務士(社労士)試験の難易度・合格率のイメージ

直近の社会保険労務士(社労士)試験の合格率

直近の社会保険労務士(社労士)試験である、第54回(2022年度試験)社会保険労務士試験の合格率は5.3%でした。
社会保険労務士試験の試験は、「学歴」「実務経験」「厚生労働大臣の認めた国家試験合格」による、受験制限があります。その制限を突破した方の中の上位7.9%しか受かっていません。

数ある資格試験の中でも、社労士試験の試験難易度は高いといえます。

これまでの試験の合格率
第53回試験は7.9%、第52回試験は6.4%、第51回試験は6.6%、第50回試験は6.3%、第49回試験6.8%となっていて、社会保険労務士試験の合格率が低いのは今に始まったことではありません。

今まで累計の試験合格者が増加していて資格の希少価値を維持されることが予想されるので、試験難易度が高いというのは、この先変わるとは考えられず、むしろさらに難関する可能性もあります。
たとえば第42回試験が8.6%、第43回試験が7.2%、第44回試験が7.0%でした。
2021年度試験では合格率7.9%となったものの近年は合格率6%台が続いており、数字からも難化傾向であることが読み取れます。

■参考:社会保険労務士試験についての情報

そのため、社会保険労務士資格を取得するなら、早めの方が良いといえるでしょう。

難易度が高い理由1:試験範囲が多い

社会保険労務士(社労士)試験の難易度が高いのは、選択式試験と択一式試験の総得点と科目ごとに合格基準点(足切り)があるからです。

試験では、

  • 労働基準法及び労働安全衛生法
  • 労働者災害補償保険法
  • 雇用保険法
  • 労務管理その他の労働に関する一般常識
  • 社会保険に関する一般常識・健康保険法
  • 厚生年金保険法・国民年金法

から出題されます。

これだけの試験範囲が多いと、単純に学習するだけでも大変なのに、各科目ごとに合格最低点があるため、1科目でも苦手な科目があってはいけません。
1つの科目が合格最低点をマークしてしまえば、他の科目が満点でも不合格になっていしまいます。

さらに時間配分があるため、最後まで問題を解かなければなりません。
沢山の科目の内容を時間内に全部処理する試験対策が必要になります。

難易度が高い理由2:法改正が多い

先に紹介した、社会保険労務士(社労士)の試験科目から分かるように、試験で出題される問題の大半は法律ですが、法律はなかなか難しく理解しにくい部分もあります。

例えば、判例に出てくる蓋し(けだし)なんて言葉を日常の中であまり耳にすることはなく、「悪意」という言葉も法律だと「知っていた」という意味合いとして理解にしなくてはなりません。

試験で出題される法律はその時々の社会状況の影響を受けやすい法律もあり、改正も珍しくありませんが、試験に合格するためには、法改正についても理解をしておく必要があるでしょう。

スクールや通信講座を受講して学ばれている方は、社労士試験を熟知している講師が適宜、法改正自体があったことや改正前との大きな違い、試験では絶対におさえておきたいポイントなどを教えてくれているかもしれません。
しかし、そういった講師の方のように法改正などについての情報を持っている方がいない場合、法改正があったことも気付かずに、一点を争う本試験では点を得ることができないなど、不利になってしまう可能性があります。

難易度が高い理由3:勉強時間が確保しづらい

社会保険労務士(社労士)試験は、試験科目が多いためかなりの勉強時間を確保しなければいけません。

厚生労働省の受験者データによれば、受験者で多いのがご家族のいる30代~40代で、勉強する時間を確保するのが難しいという方が多いようです。
そのため、社会保険労務士試験の受験生で、時間を確保できない場合、効率的に勉強して時間当たりの学習効率を高めるのが、合格するには必要不可欠といえます。
学習効率を高めるためには、社会保険労務士試験を熟知しているプロの力を借りた方がよいでしょう。
プロは、試験の出題傾向を掴んでうえ、試験合格に必要なことを選び無駄を省いて教えてくれるので、学習効率の良い学習を進めていくことができます。

お勤めの方の場合でも、資格取得対策スクールの教室に通わず、通信講座を利用することで仕事と両立しながら十分効率のよい学習ができます。
独学=毒学になってしまうこともあるので、合格を目指すのであれば、学習前にどれがベストな学習方法ご検討されるとよいでしょう。

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社会保険労務士(社労士)試験の合格ライン

社会保険労務士試験(社労士)の合格ラインは、全体の6~7割程度の点数、さらに、択一では満点の60%以上、科目ごとで40%以上です。

合格ラインは、年度により異なります。
第53回社会保険労務士試験の合格基準点は、選択式試験が24点以上(労働に関する一般常識 1点以上、国民年金法 2点以上、その他 3点以上)、択一式試験は45点以上(全科目4点以上)でした。

社会保険労務士試験は選択式試験40点満点と択一式試験70点満点(一科目10点満点)で合わせて110満点なので、第52回試験は、全体の63%以上、択一では64%以上、択一の科目ごとは40%以上の点数を得る必要がありました。

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社会保険労務士(社労士)試験に合格するには?

(1)試験までの期間から逆算して勉強する

さまざまな見解はありますが、試験科目数が多いため、プロの力を借りても試験合格までに最低でも500時間、独学だと800~1,000時間の学習時間が必要となるといわれているのが、社会保険労務士試験です。
当然、試験に合格するには、試験日までに学習を終えていなければなりません。

そのため、一日何時間の勉強時間を確保できるのかを明確にし、学習スケジュールを組み立てていく必要があるのです。
例えば、社会人の方で、資格取得対策スクールに通い学習される場合、学習時間はおよそ500~800時間は必要となります。
一日あたり勉強時間が2時間とした場合、試験日より250~400日前に学習をスタートさせる計算になります。

(2)問題集を繰り返し反復する

社会保険労務士(社労士)試験は、記述式や口述式がなく、択一式と選択式で合否が決まります。
試験合格するには年金や健康保険などの試験で問われる各制度の背景を理解したうえで暗記することが重要であるといえます。

暗記する範囲ですが、プロが作成したポイントをおさえた解答欄に各制度の背景を説明している過去問ベースの問題集を覚えるのが効率的です。
試験で過去に似たような問題がアレンジされて出題されることが多いことがその理由です。

問題集のため、本試験の出題の際と同じような出題がされてるので、それを日々こなしていくことで試験日の解答のスピードが速くなる可能性があります。
問題集を繰り返し反復し学習すると、知識の定着化が確実に図れると同時に、学習時にさまざまな方面からアプローチして考えていくことで、より知識を身につけることができるようになるでしょう。

(3)全科目均等に勉強をする

前述の通り、社会保険労務士(社労士)試験では、合格基準点があるので、試験合格するには苦手科目を持たないようにしましょう。
総合得点で、合格者平均以上を得たとしても、合格基準を1つでも満たしていなければ、不合格となってしまいます。

学習の進め方については、「苦手な科目から行った方がいい」「得意な科目から行った方がいい」といった様々な意見がありますが、この点に関しての正解はないのでご自身に合った学習方法を選びましょう。

ただし、学習の進め方に関しては、理解が深まるので、全体をカバーしているような科目を始めのうちに進めた方がよいでしょう。
例えば、労働関連法令に関する基礎を学べる労働基準法を学習された上で、労働者の安全と衛生に特化した労働安全衛生法を学んでいくと、知識が身に付きやすいといえます。

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まとめ

AI(人工知能)技術の発展により、士業系の仕事はAIに取って代わられてしまう可能性もあります。
しかしながら、社会保険労務士(社労士)が行う労働問題に対するコンサルティングなどの業務は、人と人とが顔と顔を合わせてコミュニケーションを取り合うことや、クライアントとの信頼関係なども必要になるため、AIには代替できないともいわれています。
社会保険労務士は、今後、AI技術がさらに発展をしたとしても活躍していくことができるので、将来性はあるといえます。
資格の取得をご検討中の方は、社会保険労務士を目指されてみてはいかがでしょうか。

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