ActiveImage Protectorは、ハードディスク内のシステムOS、アプリケーションやデータもまとめて、イメージファイルとして、Windowsを停止せずにバックアップ(ホットイメージング)できるツールです。使用済みセクターのみをバックアップするスマートセクター技術によって、高速かつ最小容量のバックアップが可能です。ハードディスク全体のバックアップに加えて、前回からの変更部分だけをバックアップする「増分バックアップ」機能もにより、短時間でバックアップが済みます。さらに、独自開発した「重複排除圧縮」機能により、バックアップ容量が元データの半分くらいに圧縮されますので、バックアップ容量が大幅に軽減されます。 イメージファイルの保存先は、内蔵、外付けのハードディスクの他、NASなどのネットワークストレージ、USBメディアへの保存も可能です。
ご購入前のFAQはこちらをご参照ください。
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バージョン 5における新機能は
- バックアップ完了後にブートチェック(BootCheck)や結合などのイメージに対する操作をおこなうことができるようになりました。
- バックアップイメージから指定したファイルやフォルダーをActiveImage ProtectorのGUI上で、個別に復元することが可能になりました。
- Windows 10 Fall Creators Updateに対応しました。
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■保存先の容量を大幅に縮小できる重複排除圧縮機能 (IDDC)
バックアップ時にインラインで重複排除圧縮する機能を実装しています。
重複データが大量にあるアップデートを長期間繰り返してきた環境や仮想環境では、イメージファイルの圧縮率は劇的に高くなり、保存先の消費容量を大幅に節約できます。
■稼動中のWindowsマシンをバックアップ(ホットイメージング)
バックアップは使用中のOS/アプリケーション/ファイルの全てを含めてオンラインでおこなう、ホットイメージングです。
WindowsのVSS(Volume Shadow Copy Service)と協調してホットイメージングをおこないます。
■シャットダウン状態のマシン全体をバックアップ(コールドイメージング)
出荷前のクリーンな状態(Windowsのインストール直後など)のバックアップイメージを作成することができます。
また、障害発生時に後で調査するために状態を保存しておきたい場合などにも大変便利です。
■最小容量かつ高速なスマートセクターバックアップ
使用済みセクターのみをバックアップするスマートセクター技術を使用していますので、バックアップ容量が最小で済み、バックアップも高速です。
■高速な増分バックアップ
増分バックアップは、前回のバックアップ以降の変更点を保存していきます。各増分バックアップで必要な時間と容量は、前回からの変更分だけで済むので高速で効率的です。
ActiveImage Protectorではデータ変更のトラッキング用のフィルタードライバーを独自に開発し、更に高速な増分バックアップをおこないます。
■リコンサイル機能(継続的増分バックアップ)
増分バックアップイメージファイルの破損を検出すると、有効な増分バックアップイメージファイルをベースに、増分バックアップイメージファイルを自動生成てバックアップを正常に継続します。
■バックアップイメージの暗号化
パスワード保護とAESの256ビットの暗号化に対応していますので、バックアップされたファイルは安全に保護されます。
■バックアップ再開機能
スケジュールされたバックアップが何らかの理由で実行されなかった場合、実行可能になった時にバックアップを再開します。例えば、バックアップ設定時間に電源が切れていた場合、再起動時にバックアップが実行されます。
■不良セクタースキップ機能
ディスク上に読み取れない不良セクターがあってもエラーを無視してバックアップを継続できる、「セクターベース」のバックアップならではの機能です。一部が壊れた状態であっても不良セクター以外の無事な部分を取り戻すことができます。
■USBスマートディテクト機能
保存先に指定したUSBハードディスクを外したためにスキップされたスケジュールがあった場合、USBディスクの再接続時にすぐにバックアップを実行できる機能です。複数台のUSBハードディスクを使用している場合でも自動的に追尾してバックアップをおこないます。
■Windows上からLinuxのExt2/3/4 パーティションのスマートセクターバックアップが可能
Windows/Linuxのマルチブート環境でも、Windows上のActiveImage Protectorで全て対応できます。
■様々な保存先に対応(ローカル、ネットワーク共有フォルダーなど)
NAS、SAN(ファイバーチャネル)、USB、FireWire(IEEE 1394)、eSATA、ネットワーク共有フォルダーなど、状況に合わせて最適な保存先を選択することができます。
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■オフサイトレプリケーション機能(遠隔地データ保存機能)
バックアップイメージファイルの複製を遠隔地に分散させることにより、イメージファイル保存先の障害や破損にも対応できます。
WebDAV、セキュリティの高いSFTPとクラウドストレージにも保存できます。
■バックアップの
スケジュール化と世代管理
バックアップの実行を、1回のみ、週単位、月単位でスケジューリングできます。
また、世代管理機能を使用して、指定した世代(バックアップイメージのセット)以前のバックアップイメージを自動的に消去して、ストレージ容量を節約することができます。
■スロットリング機能、ネットワーク帯域制御機能
スロットリング機能とネットワークの帯域制御機能で、他の作業やネットワークへの負荷を抑えながらバックアップできます。
■Windowsシャットダウン時の自動増分バックアップに対応
毎日の就寝前や外出時などでPCをシャットダウンする際に意識せず、短時間でバックアップすることができます。
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■ディスクイメージベースによる高速で確実な復元
ハードディスクの復元は、OSの再インストール、アプリケーションの再インストール、データファイルの復元といった、面倒な作業が常識となっていましたが、AcitveImage Protectorは、セクターベースのディスクイメージングですので、バックアップイメージファイルを一度復元するだけで作業が完了します。増分ファイルを復元する場合でも最新のバックアップファイルを選択するだけで、個々に指定する必要はありません。
■BMR(ベアメタルリカバリー)を短時間で実行
新しいハードディスクへバックアップイメージを復元する場合でも、高速な復元エンジンにより、短時間でシステムを含めた全ての復元を完了します。
■Linuxベースの復元環境、AIPBEを同梱
ActiveImage ProtectorのLinux版を使った起動環境(ActiveImage Protector Boot Environment)を提供しています。これにより、ディザスターリカバリーをおこなったり、コールドバックアップをおこなうことができます。
■Windows PE復元環境を作成可能
ActiveImage Protectorでは、Windows PE復元環境作成ウィザードにより、Windows ADK/AIKを使用して Windows PEベースで カスタマイズ可能なWindows PE復元環境(AIPBE)が作成できます。
■USBメモリ、USBドライブ、ISOファイル、光学メディアで起動する復元環境を作成
製品メディアの他にユーザー自身でUSBメモリ、USBドライブ、ISOファイル、光学メディアで起動する復元環境を作成できます。製品メディアでは対応していないハードウェアを使っている場合に独自のドライバーを組み込んだ復元環境を作成できます。また、光学メディアドライブのないノートPCなどでもUSBドライブを使うことでベアメタルリカバリーが可能です。
■AIPBEのプリブート起動
メディアなしでAIPBEをハードディスクから直接起動できるプリブート機能が使用できます。光学ドライブやUSB端子がないタブレットPC単体でも復元作業をおこなえます。
■GPTボリュームの復元
従来は、uEFIシステムの復元はディスク単位でおこなう必要がありましたが、ボリューム単位での復元でもGPTボリュームとして復元して、OSを起動させることができます。
■マルチソース、マルチターゲットリストア
複数のイメージファイルから柔軟なボリュームレイアウトでリストアができます。例えば、複数の増分ファイルから異なる時点のボリュームを同じマシンに各々復元したり、復元するシステムとは違うマシンのイメージファイルからデータボリュームを復元することができます。
■イメージファイルを別のハードウェア構成の仮想/物理マシンに復元可能
A.I.R.(*)によって取得したイメージファイルを別のハードウェア構成の仮想/物理マシンに復元して起動が可能です。また、ディスクのみでなく、ボリュームの復元時にもA.I.R.を使用できます。
* A.I.R.(Architecture Intelligent Restore)とは物理マシンと仮想マシンの間での移行が簡単におこなえるようにした技術です。
■シュリンクオンザフライ機能
NTFSのボリュームの縮小復元が可能です。例えば、用意した代替ハードディスクの容量が復元元のボリュームサイズよりも小さい場合でも、縮小して復元できます。
■ボリュームサイズを指定して復元可能
ボリューム単位の復元で、ボリュームサイズを拡大や縮小して復元する際にサイズを指定できます。(NTFS のみ)
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■仮想環境のサポート
V2P(仮想→物理マシン)、V2V(仮想→別の仮想マシン)、P2P(物理→別の物理マシン)とP2V(物理→仮想マシン)をサポートしています。
■仮想変換ユーティリティ
イメージファイルから仮想ディスクへの変換をおこないます。この際、仮想マシンで起動するように処理します。VMwareのVMDK形式、Hyper-VのVHD、VHDX 形式への変換ができます。
■ハードディスクのP2V(物理から仮想)の直接変換
ハードディスクを直接仮想ディスクに変換できます。イメージファイルを介さないためP2Vの作業時間が短縮できます。
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■Microsoft社標準のスナップショットドライバーを使用
スナップショットドライバーとしてMicrosoft社標準のドライバー(volsnap)を用いるため、新たなドライバーを追加する必要はなく、ドライバーのコンフリクトを心配せずに運用することが可能です。
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■イメージエクスプローラー機能
ActiveImage Protectorで作成されたバックアップ イメージファイルを、Windowsエクスプローラーで直接開くことができます。これにより、通常のエクスプローラーの操作でバックアップイメージ内のファイルの一覧表示やコピーが可能になり、フォルダーやファイルごとの復元が可能です。
■増分/差分バックアップをまとめるコンソリデーション(合成)バックアップ
複数の増分バックアップを1つにまとめて、増分ファイル数の増加を抑えることができます。ベースイメージに増分イメージを結合することもできます。
■バックアップシリーズファイルを1つにするアーカイブ(統合)バックアップ
増分バックアップとフルバックアップイメージ(ベースイメージ)を合わせて、別の1つのイメージファイルに統合して保存できます。その時の状態をひとつのイメージファイルとして取り扱えるため、バックアップイメージの管理がしやすくなります。
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■操作性の高いGUI
タスク、ログ、スケジュールやディスク情報を管理できるダッシュボード画面が用意されています。
また、バックアップ/復元はウィザード形式ですので作業がより簡単に効率的におこなえます。
検証、結合、アーカイブ作成、仮想ディスクへの変換などの操作をおこなうイメージ管理も搭載し、さらに使い易くなりました。
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■新規OSへの対応
Windows 10 Fall Creators Update に対応しています。
■最新のuEFIマザーボードに対応
ディスクメタデータの保存オプションを有効にしたバックアップとリストアにより、uEFIブート環境に完全に対応しています。また、AIPBE(Linux 起動)、プリブート機能がuEFIネイティブモードに対応しています。
■RAID構成のバックアップに対応
RAID構成のハードディスクの バックアップも可能です。
■メール通知機能
スケジュールバックアップの成功または失敗に関する情報を、メール通知で送信するように設定できます。SSL/TSLが必要なメールサーバーに対応しています。
■アップデート通知、オンラインアップデート機能
インターネット経由で定期的なアップデートの確認と、その適用が可能です。
■テクニカルサポート
ActiveImage Protectorは自社開発製品ですので、テクニカルサポートは開発チームと連携して、お客様からの質問にできるだけ早く回答できる体制を整えています。
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ハードウェア
- CPU:Pentium 4または同等以上のCPU
- メインメモリ(RAM):1024MB必須
- ハードディスク:1.5GB以上の空き容量が必要
- DVD-ROM ドライブ:製品のインストール、およびActiveImage Protector Boot Environmentの起動に必要
オペレーティングシステム
- Windows 10(x86/64)
- Windows 8 および 8.1 - RTを除くすべてのエディション(x86/64)
- Windows 7 - Starter を除くすべてのエディション(x86/64)
- Windows Vista SP2 - Starter を除くすべてのエディション(x86/64)
- Windows XP SP3(x86)/ SP2(x64)
サポートファイルシステム
- ホットイメージングバックアップ:FAT16、FAT16X、FAT32、FAT32X、NTFS
* MBR ディスク、および GPT ディスク上の上記ファイル システムに対応
* Windows 8 以降の OS 上に構成された「記憶域(Storage Space)」から作成された仮想ディスク上の上記ファイルシステムに対応
- ActiveImage Protector Boot Environment(Linux)によるコールドイメージング: FAT16、FAT16X、FAT32、FAT32X、NTFS、Linux Ext2、Linux Ext3、Linux Ext4、Linux Swap、Linux LVM
- ActiveImage Protector Boot Environment(Windows PE)によるコールドイメージング: FAT16、FAT16X、FAT32、FAT32X、NTFS、exFAT、ReFS、Linux Ext2、Linux Ext3、Linux Ext4
* exFATはフルセクターでのバックアップのみ
* Windows PE 起動環境ビルダーから、Windows AIK、または Windows ADK を使用して個別に作成可能
ストレージメディア
- パラレル ATA、シリアル ATA(eSATA を含む)、SCSI、SAS、iSCSI、SAN(ファイバーチャネル)、USB、FireWire(IEEE 1394)、SMB/CIFS ファイル共有プロトコル互換のネットワーク共有フォルダー(Windows OS の共有フォルダー、および Samba)、記憶域に作成された仮想ハードディスク
* セクター サイズが512バイト以上のハードディスクでは、仮想変換できません。
その他
- オンライン認証のためにインターネット接続が必要です。
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