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受験科目が多く、1次2次と試験が複数回ある中小企業診断士。中には複数年計画で臨もうとしている方もいるのでは。
しかし、中小企業診断士の一番効率のいい合格スタイルは「1次2次一発合格」なんです。このページでは1発合格のメリットや合格するための学習スタイルについてご紹介します。

1次試験
2次試験合格には1次試験対策で得た知識と記述対策がカギ!

1次試験では「経済学・経済政策」「財務・会計」「企業経営理論」「運営管理」「経営法務」「経営情報システム」「中小企業経営・政策」の7科目を受験します。(択一式)
合格基準は総得点数の60%以上、かつ1科目でも40点未満のないこととなります。合格率は例年20%前後で推移しています。 また、1次試験不合格でも60点以上得点した科目は科目合格となり、合格年度含め3年間有効となるので、翌年と翌々年は当該科目が免除となります。

試験科目が多いため、できるだけ不得意科目をつくらないようにしましょう

合格には「全科目の総得点が60%以上であること」「1科目でも40点未満がないこと」という2つの要件があるため、どの科目でも平均して60%ほどの点数をとれることが必要になってきます。不得意科目の点数を得意科目の点数で補う、という方法もありますが、苦手科目で40点未満をとってしまうとその時点で不合格になってしまいます。

科目には理解が必要、暗記で事足りる、といった必要なスキルから、要する勉強時間、点数の取り易さなど様々な特徴があります。これらの特徴を把握し、試験までの期間にあわせて効果的な学習スケジュールを組むのは、独学だとなかなか困難です。
それぞれの科目の特性に合わせた授業を受けることができ、なおかつスケジュールについても管理してもらえるスクールに通うとよいでしょう。

2次試験を見据えた学習をしましょう

1次試験が8月、2次試験が10月と期間が2ヶ月しかないため、1次試験受験後に2次試験対策を始めるのでは一発合格は難しくなります。そこで必要となってくるのが「1次試験と2次試験を融合的に対策する」ということ。1次試験の中でも2次試験に関連性が高い科目と低い科目があります。そこで2次試験との関連性が高い科目に注力し、筆記試験にも対応できるよう、単なる暗記ではなく本質的な理解をした上で択一の問題を解いていく力をつければ、実際に記述対策を始める際スムーズに移行することができます。
逆に関連性が低い項目はあまり時間を取らず、択一のみ解ける力をつけていくといったようなメリハリをつける必要があります。

ストレート合格が効率的

中小企業診断士は、1次試験は合格科目が3年間有効となっているため、1年目では3科目受験・2年目は4科目受験する、もしくは一気に7科目受験し、落ちた科目は来年再受験する、といった長期スパンで計画されている方もいるかと思います。しかし、2次試験に関連する科目を先に合格した場合、翌年もしくは翌々年の2次試験受験の際、再度学習し直す必要があります。それよりも1次試験に7科目一気に合格し、すぐに2次試験に臨んだ方が1次試験に学習した知識が残っているため、合格しやすいと言えるでしょう。
また、1次試験を合格すると、合格年度の翌年の2年間、2次試験を受験することができますが、この場合も知識を保持するのが難しいので、1次合格年度に2次も合格するのがベストです。
受験に対するモチベーションの維持も重要な問題になります。期間が延びれば延びるほど、モチベーションを保ち続けて勉強をすることは難しくなります。

よって中小企業診断士に合格するためには、なるべく短い期間でいかに効率的に学習するかということが大切になってきます。自分ひとりで戦略的な計画をたて、忠実に実行していくのは思った以上に難しいものです。積極的にスクールを利用するのがベストでしょう。

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2次試験
2次試験合格には1次試験対策で得た知識と記述対策がカギ!

2次試験は、科目別の筆記試験及び筆記試験合格者に対する口述試験です。まず筆記試験が10月下旬頃行われ、その合格者を対象に12月下旬頃口述試験が行われるという流れになります。 筆記試験の内容は「中小企業の診断および助言に関する実務の事例」。これが4科目出題されます。分野は「組織・人事」「マーケティング・流通」「生産・技術」「財務・会計」となっています。
口述試験では、筆記試験で問われた4事例についての内容が問われます。 口述試験では9割以上の方が合格されますので、筆記試験に対応できる知識と基本的なコミュニケーション能力があれば問題ありません。 合格基準は、筆記試験の総点数の60%以上、かつ1科目でも40点未満がなく、口述試験の評定が60%であること、となっています。

2次試験は記述中心。答案を講師に添削してもらえるスクールがベスト

1次試験と2次試験の大きな違いは、択一ではなく記述が中心ということ。
企業概要や環境についての課題等の情報と、その情報に対する設問が1科目につき5問出題されます。解答の分量は100〜200字程度に設定されています。 合格に必要な得点を獲得するには、「与えられた情報を正確に把握し」「企業の問題点を抽出し」「問題解決するための方向性を立案し」「設問の要求する答えを導き出す」というステップをひとつひとつ確実におさえる必要があります。

限られた時間内で合格答案を書けるようにするためには、実際に答案を作成し、添削を受け、答案をどんどんブラッシュアップしていくことが不可欠です。正確に情報がとらえられていたのか、解決のための方向性があっているのか、必要なキーワードは盛り込まれているのか、文章の構成に問題はないか、など一人で学習していては気付かなかった自分の弱点に気付き、要求された答えが確実に出せるようになるでしょう。

スクールを活用すれば、最短合格に向けて他にもこんなメリットがあります。
出題傾向にそった学習ができる

各スクールは長年の学習指導から本試験の出題傾向を把握しています。そうした傾向や最新の流れをもとにテキストや授業内容が作成されていますので、講座を受講すれば自然と試験で問われやすい箇所を重点的に勉強することができます。

モチベーションを維持しやすい

一発合格を目指すといっても、中小企業診断士の学習期間は約1年となかなかの長丁場です。忙しい社会人や主婦にとってはその間モチベーションを保ち続けるのは難しいもの。しかしスクールに通えば同じ目標をもつ仲間と出会えますので、お互いに情報交換や相談をしあったり、勉強会を開いたりして長い受験期間を乗り越えることができるでしょう。
通信講座の場合は、メールやFAXなどで質問相談などができますので活用するとよいでしょう。

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中小企業診断士 最短合格の流れ 中小企業診断士 最短合格までのスケジュール図
試験情報
中小企業診断士 試験データ
難易度
人気度
社内評価UP
就転職に有利
資格名 中小企業診断士
受験資格 【第1次試験】特になし。
【第2次試験/筆記式】その年度の第1次試験合格者、または前年度の1次試験合格者。
【第2次試験/口述式】その年度の第2次試験(筆記)合格者。
試験形式 【第1次試験】マークシート方式による択一試験。
【第2次試験/筆記式】科目別筆記試験。
【第2次試験/口述式】口述試験。
試験科目 【第1次試験】経済学・経済政策/財務・会計/企業経営理論/運営管理/経営法務/経営情報システム/中小企業経営・中小企業政策
【第2次試験/筆記式】中小企業の診断および助言に関する実務の事例について。科目は、組織・人事/マーケティング・流通/生産・技術/財務・会計。
【第2次試験/口述式】中小企業の診断及び助言に関する能力について、筆記試験の事例などをもとに個人ごとに面接の方法により行う。
試験時期 【第1次試験】例年8月上旬実施
【第2次試験/筆記式】例年10月下旬実施
【第2次試験/口述式】例年12月中旬実施(第2次試験筆記式合格者のみ)
合格基準 【第1次試験】(1)総点数の 60% 以上、かつ 1科目でも満点の 40% 未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率とする。
(2)科目合格基準は、満点の60%を基準として、試験委員会が相当と認めた得点比率とする。
【第2次試験】筆記試験における総点数の60%以上でかつ 1科目でも40%未満のものがなく、口述試験における評定が60%以上であることを基準とする。
合格率 【第1次試験】30.2%(2019年度)
【第2次試験】18.3%(2019年度)
合格発表 【第1次試験】例年9月上旬
【第2次試験/筆記式】例年12月上旬
【第2次試験/口述式】例年12月下旬
受験料 【第1次試験】13,000円(税込)
【第2次試験】17,200円(税込)
問合せ先 社団法人 中小企業診断協会
〒104-0061 東京都中央区銀座1-14-11銀松ビル
TEL:03-3563-0851
http://www.j-smeca.jp/index.html
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