アフィリエイト運用

自分の記事が「合格」か「不合格」かの見極めかた。《河井大志アフィリ論17》

公開日:2016/05/04

河井 大志(カワイ ダイシ)

株式会社Smartaleck 代表取締役

河井 大志(カワイ ダイシ)

これまでの記事でサイト構築〜コンテンツ勝負でSEO対策できるようになるまでをお話し、前回の記事ではサイト作成ツールの選びかたについて取り上げました。

では今回は、皆さんの記事が「合格」なのか「不合格」なのかを見極める方法をご紹介したいと思います。

まず、弊社の判断基準ですが、
インデックスされた時の順位が
30位以内なら、TOP 5まで上位表示する最優秀な記事
50位以内なら、TOP10まで上位表示する 優秀な記事
と判断します。

インデックスされた時の順位とは、初めて順位が付いた時のことです。

弊社では、各記事を様々なキーワードで順位チェックしており、現状数千というキーワードを記事投稿時からチェックしています。

その結果、
初回のインデックス順位が
30位以内で、TOP 5にくる可能性が 100%
50位以内で、TOP10にくる可能性が約98%
であることが分かっています。
(株式会社Smartaleck調べ、2016/05/04現在)

初めてページが順位付けされた後、徐々に順位は上がるのは、なぜでしょうか?

弊社のデータでは、
非常にニッチなキーワードであれば、1ヶ月程度でTOP10入り
複合キーワードであれば、2ヶ月〜3ヶ月程度でTOP10入り
しています。

それには、様々な要因が考えられます。

例えば、
・Googleロボットが、ページ自体の評価を何度も再考している
・そのページへの被リンクが増えている
・サイト全体のSEO価値が高くなっている(被リンク数増加・ドメイン年齢など)
・ページ滞在時間や直帰率を計測し、順位を再考(更新)している
・その他のページの評価が落ちている
などです。

逆に、初回インデックス時の順位が50位以下のものでその後TOP10入りしたキーワードは、残念ながら全体で3キーワードのみです。 つまり、初回インデックスが50位以下だった記事は「不合格」と考えてよいでしょう。 もちろん3つの例外もありますし、長期的にみれば上位表示される可能性もゼロではありません。 だいたいの記事は11位〜20位あたりをウロウロしているものですが、もっと長く計測すれば順位が上がるかも知れないからです。 しかしながら、いつ上位表示されるか分からないような状態では、集客は見込めません。 その時の対処法は、おもに2つです。

1つ目は、アフィリ論14で話したホワイトな被リンク対策を行うというものです。

上がってこないページにだけ対策をするのではなく、全ページ、こつこつと対策をすることによってサイト全体のSEO価値が上昇し、それらの影響で各記事の評価も底上げされます。

そして、一番手っ取り早いのは「記事の加筆修正」です。

弊社が50位以下にインデックスされる理由として考えているのは、下記の通りです。

「検索意図を満たせていない」
もしくは
「検索意図を読み間違えている」


「検索意図を満たせていない」

というのは、他のサイトの記事のほうが検索意図を満たしているため自分の記事が上位表示されづらいという状況です。

この場合、ライバルサイトの記事を見て
・不足している部分を補う
・ライバルサイトには書かれていないことも書く
ということを行います。

そして、滞在時間を伸ばし、直帰率を下げるために
・記事の出だしをキャッチーなものにする
・他の記事への内部リンクをつける
などの修正も行います。


「検索意図を読み間違えている」

と言う場合は、そもそもの記事を大幅変更する必要があります。

例えば、「リンゴ」の検索意図が
「たくさんのリンゴを比較していいリンゴを購入したい!」というものなのに「リンゴ栽培方法や集客されている地域の紹介」をした記事を書いても上位表示はされづらいです。

まずは検索意図の再考からスタートです。

弊社の公式サイトで「ブログ 収入」というワードで狙っている記事で、初回インデックスが51位、現在でも12位〜20位の間をウロウロしているものがあります。 この記事も、50位以下の記事は不合格の例に当てはまります。 しかし色々知らべてみると、この記事は 「アフィリエイトブログ」で3位〜5位 「ブログアフィリエイト」で3位〜5位 という順位を付けていることが判明しました。 このように弊社が「この記事は『ブログ 収入』の検索意図を満たしている!!」と判断していても Google様は「この記事は『ブログ 収入』の検索意図を満たしていない!!『アフィリエイトブログ』または『ブログアフィリエイト』の検索意図を満たしているのだ!!」 という場合もあります。

このようなことが起こっていないか確認をするために、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールもしっかりとチェックをしましょう。

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河井 大志(カワイ ダイシ)

株式会社Smartaleck 代表取締役

河井 大志(カワイ ダイシ)

SEO対策コンサルタント、アフィリエイター支援事業を展開。著書に「SEO対策 検索上位サイトの法則52」「アフィリエイト報酬アップの絶対法則61」がある。

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